北山猛邦『私たちが星座を盗んだ理由』あらすじとネタバレ感想

北山猛邦さんの「私たちが星座を盗んだ理由」のあらすじと感想をまとめました。

短めのミステリー短編が5つまとめられており、ラストの衝撃が結構強めのものが多いです。

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「私たちが星座を盗んだ理由」書籍概要

恋のおまじないに囚われた女子高生の物語『恋煩い』、絶海の孤島にある子供たちの楽園の物語『妖精の学校』、孤独な詐欺師と女性をつなぐケータイの物語『嘘つき紳士』、怪物に石にされた幼なじみを愛し続ける少年の物語『終の童話』、七夕の夜空から星座を一つ消した男の子女の子の物語『私たちが星座を盗んだ理由』。これぞミステリの醍醐味全てはラストで覆る。「BOOK」データベースより

  • 私たちが星座を盗んだ理由(2011年3月/講談社ノベルス)
  • 私たちが星座を盗んだ理由(2014年4月/講談社文庫)
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恋煩い

高校生のアキ、トーコ、シュンは子どもの頃からの仲良しだった。アキは優雅で可愛いトーコとシュンが並んで歩く姿を見て、2人がカップルになればいいのにと願う。中学の頃、シュンの告白を断ったことでアキとシュンの関係には線が引かれていた。普段通りの接してくるシュンのおかげで、今でも仲良しのままだけれど。

アキには気になる人がいた。駅の反対側のホームに立っている人で名前も知らない。ただ見ているだけで1年が過ぎた、トーコにもシュンにも秘密の恋だった。ちょうど気になり始めた頃にトーコがくれた恋愛成就のお守り・丸められた手紙風の紙切れが入った親指大のガラスボトルのストラップをアキがつけているので、トーコが相手を知りたがるが「進展したら教える」とずっとはぐらかしてきた。

ある日アキはトーコから、ひと気のない校舎の階段を後ろ向きに12段だけ降りると片思いが進展するというおまじないを教えてもらった。馬鹿馬鹿しいと思いつつ実行した直後、片思いの先輩の生徒手帳を拾い名前を知った。手帳を返したのをきっかけに話もできた。おまじないの効果は本当だったのだ。

恋が叶う秘密の方法として、「誰もいない時間に全身真っ黒の服を着て香水を吹きかけ、好きな人の名前を言いながら3回鳥居の下をくぐる」話をクラスメイトから聞きアキはこっそり実践した。何度も通ううちアキの帰りが遅いと心配した母に頼まれあとをつけていたシュンに見つかり、先輩やおまじないのことを洗いざらい話すことになった。

シュンは先輩のことを知っていて悪い噂のあった人だとあまりいい顔をしなかったが、アキのために色々調べてくれるという。

アキは他にも満月の晩に灯台周りを大声を願い事を言いながら一周する、閉鎖された旧校舎で夜の0時に階段の踊り場の鏡に向かって自分の写真を撮る、などの恋愛成就の話を聞く。シュンにはバレてしまったから仕方がないけれど、トーコには相変わらず先輩の話は秘密にしたままだった。アキが悩み事相談をしてくれなくなったので寂しいとトーコは言った。もし誰かと同じ人を好きになったらどうするのかという質問に、アキは自分より相手の方がふさわしいなら譲ると答え、トーコは待つと答えた。

旧校舎はボロボロだった。真夜中にこっそり忍び込み、鏡の前で携帯のカメラを構えたアキだったが、腐っていた床板に体重がかかったせいか踏み抜いて階下まで真っ逆さま……という間一髪でシュンに助けられる。放課後に話があるというシュンを待たずに帰ってしまったアキを探していたらしく、怒っていたシュンだが、アキが落ち着いたのを見て今までに調べた結果を話してくれる。それはアキを狙った「プロバビリティの犯罪」についてだった。

 

アキが耳にして実践したおまじないは、すべて「アキが死ねば成功、死ななければハズレ(次を待つ)」を期待した気の長い殺人計画でした。死ぬかもしれないし死なないかもしれない、けれど死ぬ確率を少しだけ上げて、いつか標的が死ぬかもしれない時を待つという間接的な手法です。ラスト一行が一番きついです。途中アキの失恋がほのめかされていましたが、そんなことがふっとぶくらいの衝撃の終わり方でした。

妖精の学校

目を覚ました僕は医務室にいた。何も覚えていない。すぐそばにいた少年が「妖精の学校」へようこそと言い、僕の名前がヒバリだと教えてくれる。少年はクラス委員長のウミネコだと名のり、ヒバリがいる島のことを親切に教えてくれた。

海に囲まれた小さな島で、今は人間の子どもたちは少しずつ妖精になっていくという。島の半分は子どもたちが勉強をしたり働いたりして暮らしているが、もう半分は大人たちや魔法使いがいて住みわけがされている。ウミネコは、フェンスの向こうにある大人たちの区画に管理棟がありその中に「北の虚」、建物の向こう側に「東の虚」があり、そこに絶対に近づいてはいけないと言った。過去のことはほとんど思い出せないし、暮らしに細かいルールがあるものの、島での生活はおおむね快適だった。学校は、算数・音楽・ダンスの授業しかなかった。

1つしかないクラスにクイナという少年がいた。彼は自分の名前がスズキユウトだと覚えており、ヒバリに腕にも注射跡がないかと尋ねた。跡はあった。記憶を忘れさせる注射をされたのだとクイナはいい、ウミネコと元気な女の子ツバメ、ヒバリに対し、2つの虚の向こうに元の世界があるはずだから自分は島を脱出すると話、3人に協力を求める。月に一度訓練の日があり、その時だけ子どもたちはフェンスの向こうへと行くことができる。松明を持ち海辺を歩く灯台訓練というもので、明かりと暗闇に紛れて虚を目指すとクイナは言った。

訓練の日、クイナは列をそっと離れていきそのまま戻らなかった。翌朝先生がクイナは管理棟内で入院することになったと伝えるが、本当かどうかはヒバリ達には分からない。次の訓練の日、ヒバリは自分が虚を見に行くと言った。クイナに代わりこの島の真実を知りたいというヒバリに、ウミネコとツバメも協力してくれた。

訓練の日、島に襲い掛かってきた「影」の混乱に乗じてヒバリは北の虚を目指した。魔法使いたちが慌ただしく動き回る中、虚のある部屋へと忍び込んだヒバリは思い切って虚へと飛び込んだ。

虚の下は網目の太いネットが張られており、ごつごつとした岩のような塊が見えた。壁には金属製のプレートがあり、数字の羅列が彫られている。ただそれだけで何もなかった。虚の向こうに元の世界はなかった。梯子を見つけたヒバリは、それを登って生還した。

あちこちを擦りむいていたヒバリは医務室で治療を受けた。先生がクイナが退院して隣にいると教えてくれる。衝立の向こうのベッドにいたクイナは元気そうだったが、何も覚えていなかった。スズキユウトという名前も。クイナの腕に注射のあとが残っているのをヒバリは見つけた。虚の底でみた数字をヒバリは思い出していた。

 

読み終わった直後は何のことやらチンプンカンプンだったので調べました。虚にあったプレートの数字は座標で、沖ノ鳥島の位置を示していました。そこは日本にとって軍事的にも重要な場所で、人が住んでいるかいないかで海の境界線が変わってきます。そのために、子どもたちを(攫ってきたか保護者の了解を得ているのか不明ですが)住人として住まわせているという解釈をすればいいようです。

調べないと短編の真意が分からないのは、人を選びますね。学校の授業が3科目だけという意味が分からずじまいです。

嘘つき紳士

友人が立ち上げた会社に誘われて東京に出てきた「俺」だが、1年足らずで会社は倒産して友人は逃げ、連帯保証人になっていた俺は借金の返済に追われ後がなくなっていた。払うか、逃げるか、死ぬか……そんな時ぐうぜん携帯電話を拾い、振り込め詐欺を目論む。持ち主の情報を見ると、白井勇樹、俺と同年代の男の携帯だった。遠距離恋愛中らしきキョーコとのメールのやり取りがたくさん残されていた。

キョーコを騙して100万円を奪うことを考え、白井のふりをしてキョーコとのやりとりを開始したすぐあと、俺は携帯の持ち主である白井が事故で死んだことを知る。交通量の多い場所で道路ぎりぎりでカメラを使っていた白井は、ふとした拍子に車道に飛び出してしまい跳ねられた。携帯電話はその衝撃で飛んでいき俺が見つけるまで誰の目にも留まらなかったようだ。ニュースはローカルで流れていたためか、東京で白井がキョーコの存在を隠していたためか、遠く離れた地元にいるキョーコは白井の死を知らないようだった。彼女が知るまでの間にお金を奪うべく、白井のふりをしてやりとりを続けるうち、俺は少しずつキョーコに惹かれていくのを感じる。「俺」の存在すら知らないキョーコと結ばれることはない。

俺はキョーコに嘘をついて白井の窮地を助けるため100万円振り込んでもらうように頼む。キョーコから振り込みの連絡があったあと、白井として遠距離恋愛の難しさを理由にキョーコに別れを告げた。キョーコは別れを了承したものの思い出の写真が欲しいという。キョーコが欲しがっている写真がどれなのか分からない俺は、携帯電話に入っていたメモリーカードごと郵送し、白井の携帯を折って捨てた。自分としては紳士的な幕引きのつもりだった。

指定した口座に100万円は振り込まれていなかった。後日、派遣の仕事を終えた俺は池袋駅でキョーコを見つけた。白井の携帯に入っていた写真を覚えていたのですぐに分かった。向こうは俺の存在すら知らない。待ち合わせ中らしいキョーコをしばらく見ていると背の高い男が現れ、二人は抱き合う。その男の顔に俺は見覚えがあった。

白井が事故死する直前に撮った写真、その中に映っていた男の顔だと分かった瞬間、俺はキョーコとその男が共謀して白井を殺したのだと気が付いた。

 

キョーコを騙したつもりの俺でしたが、キョーコにうまく騙されて俺は白井が殺された写真をキョーコに届けてしまったようです(証拠隠滅された)。背の高い男が白井を車道に押し出した証拠が残る写真が携帯電話ごと行方不明になり、焦ったキョーコたちでしたが、「白井のふりをして詐欺を働こうとする見知らぬ人間」に対しうまく対応したのですね。

終の童話

ウィミィはガリカと呼ばれる孤独な村で、唯一王に献上する杉の伐採の権利を持つ木こりの父親の跡取り息子だった。木材を献上する旅に出る父親は、ウィミィをエリナの家に預けた。10歳年上のエリナは、ウィミィを可愛がりよく面倒を見ていた。だがウィミィが一つエリナに近づけばエリナも一つ離れて行ってしまう。このまま時が止まればいいのに。ウィミィの願いは突如現れた「石喰い」によって思わぬ形で叶えられた。

石喰いは触れた人間を石像へと変えてしまう。毎日夜になると現れ村人が被害に遭った。100人程いた民が半分に減った頃、石喰いを退治することになった。小屋に閉じ込め火を放っても石喰いは生きていた。森へ逃げ込んだウィミィたちを追いかけてきた石喰いによってエリナと離れ離れになったウィミィだったが、危ういところで鳥打ちのジャックネッタが弓で石喰いを貫いた。エリナの無事を信じて探したウィミィは、断崖絶壁な崖の先端で石像になったエリナを見つけた。他にも30体ほどの村人が石像にされたままになった。

エリナは崖の岩とくっついたまま石像になっていたため移動できなかった。風雨からエリナを守るためウィミィは祠を作り毎日通った。それから11年、村長に招かれ異国の男がやってくると、石像にされていた村長の息子が元に戻った。ワイズポーシャと名乗った男は国で唯一石喰いの呪いが解くことができ、ガリカの村人たちの呪いも解いてくれるという。だがそれには28日間月の光を浴びた聖水が必要で、1回の解ける呪いも1人だけだった。石にされた村人の家族たちは喜び、順番をくじ引きで決めた。ウィミィもエリナのためにくじを引いた。その頃のエリナは風雨によってあちこちが欠けており、落ちた腕はウィミィが接着剤で補修していた。

1番のくじに当たった石像が、何者かによって粉々に壊された。石像はそのままの形で人間に戻るとワイズポーシャは言っていた。6番目を引いた石像も壊された。壊れた石像は二度と元に戻らない。他にも石像が壊される。後ろの順番を引いた者が、呪いを早く解いてもらいたいために早い順番の石像を壊しているのではないかと噂されるが、犯人は分からずじまいだった。

そのうち身寄りがなく、くじに参加しなかった石像も壊されはじめた。石喰いを殺したい者には呪いが掛かると言う。近頃姿を見ないジャックネッタの仕業ではないかと疑いがかかり家へと出向くと、まるで石喰いのように姿を変えてしまったジャックネッタがいた。石喰いになりきる前にジャックネッタは妻の手にかかり、その妻もその場で命を絶った。石像の破壊が止まり、さらに3年の時を経てエリナの順番がやってきた。

聖水をもつワイズポーシャをウィミィは崖へと案内する。だがエリナを見た瞬間、ワイズポーシャは手遅れだと言った。石像はそのままの形で人間になる。腕が落ち顔も欠けているエリナは、呪いが解けた瞬間血を噴き出して苦痛の中で絶命する。だが呪いを解かず石像のままで置いても、それがある限り家族は石像に希望を持ち囚われ続ける。だから3年前に不完全な石像は全てワイズポーシャの手で壊したつもりだったが、森の奥にあるエリナには気づかなかったとワイズポーシャは話した。

杖で石像を壊すか、聖水で呪いを解いて苦しみながら死なせるのか選択肢は2つしかないと言ったワイズポーシャだったが、突如襲い掛かってきた石喰いに触れ石像になると同時に石喰いともども崖下へと転落していった。死んだと思っていたジャックネッタが石喰いになって生き延びていたらしい。

聖水の威力は夜明けとともに消える。杖か聖水か、ウィミィはついに決断しそれを手に持つと彼女を強く抱きしめた。

 

結末は読者に委ねるリドルストーリーになっています。抱きしめた感触が雪と同じ冷たさだったとあるので、エリナが元に戻り良い年齢差になったウィミィと幸せに暮らす……などというハッピーエンドでないことは確かだと思います。

私たちが星座を盗んだ理由

姫子は看護師として地元の病院に勤めていた。そこは姫子の姉・麻里が幼い頃入院し亡くなった病院でもある。ある日、病院で夕兄ちゃんと出会う。夕兄ちゃんは姫子たちの隣に住む2つ上の少年で、麻里と同級生だった。入院が長引き親が付きっ切りだったので、小学校が終わると姫子はいつも夕兄ちゃんに連れられて病院へと見舞いに行っていた。東京に住んでいる夕兄ちゃんは、具合の良くない母親の様子を見るため帰省していたらしい。再会を懐かしんだ夕兄ちゃんと姫子は、姫子の仕事が終わるのを待ち、屋上へと向かった。麻里が亡くなる前に口にした「七夕の夜に星が消えた」という謎について話をするために。消えた星座・首飾り座は、あの日自分が盗んだと夕兄ちゃんは言った。

父親の職業柄か夕兄ちゃんは星座にとても詳しく、姫子は星にまつわる様々な話を教えてもらい、その中の一つが七つの星がまるで首飾りのような形で並んでいる星座だった。

七夕が近づいた頃、病院に笹が用意され、姫子も短冊を一枚渡された。麻里の願い事は「看護婦になりたい」。姫子は麻里の病気が良くなりますようにと書こうとしたが、自分の願いじゃなければダメと麻里に言われてしまう。麻里はいつも優しくて妹思いの姉だった。だが病気のせいで入院を余儀なくされ、家族の中心は麻里になっていた。麻里がいる限り姫子の願いは我儘とされ叶うことはあまりない。姫子は、叶いそうもない願い事と苗字を書いたものの、結局握り潰しゴミ箱に捨てた。麻里はもったいないと残念そうにしていた。

夕兄ちゃんも姫子と一緒にいながらいつも麻里のことを気にしていた。夕兄ちゃんは七夕の夜に麻里に星の首飾りをプレゼントしようと思うと話した。夜空が晴れていれば、星になったお姫様の首飾りを元の首飾りに戻して麻里に贈るのだという。彼女を驚かせるつもりなのか、麻里には内緒にしていてほしいと姫子に頼んだ。姫子が我慢できず麻里に首飾り座を知っているのか尋ねると、夕君に教えてもらったとノートにU字形になるよう星の絵を描いた。姉ばっかりずるいと言う気持ちを姫子は飲み込んだ。

7月6日の夜、麻里の容態が急変し家族以外面会謝絶となった。予断を許さない状況の中、麻里は無理を言って窓際にベッドを移動させてもらうと、本当に首飾り座が消えていると呟き、本当に消えているのを確認したのかと問う姫子に頷くと、「よかったね、姫子」と言った。それが麻里の最後の言葉になった。

姉の死を境に夕兄ちゃんとの交流も絶え、20年近く消えた星座の謎は姫子の胸にくすぶっていた。再会した夕兄ちゃんから星を消したトリックを聞きすっきりしたものの、もう一つの謎、姉の残した言葉の真意は分かっていない。謎が一つ解けたことに感謝する姫子に、夕兄ちゃんはあの頃の夢を叶えて看護師になったんだねと言う。あの頃の短冊の内容を覚えていたらしい。だが看護婦になりたいと書いたのは麻里だった。夕兄ちゃんがどうしてそんな勘違いをしたのか、それに思い至った時、姫子は姉の最期の言葉の意味を知った。

あの日、麻里も夕兄ちゃんもそれぞれが誤解をし、取り違えていた。だがもう20年経ってしまった。屋上から駐車場へと移動した姫子は、彼に自分は姉を見殺しにしたのだと告白した。2人きりで病室にいた時、苦しみだした姉に姫子はナースコールを押さなかった。あの時押していれば姉は助かったのかもしれない。葬式後、日に日に後悔は募り、姫子は贖罪の気持ちで看護師を目指した。夕兄ちゃんは姫子のせいじゃないと言ってくれた。

あの頃、姫子は姉がいなくなれば自分の恋心は叶うと思っていた。ずっと伝えられなかった気持ちを、今ようやく伝えられる。口を開きかけた姫子と夕兄ちゃんのもとに、一台の自動車がやってきた。

 

途中までは良い話だったのですが、最後の方で姫子の自己中心的な部分が露骨に出て何だかな…と思っていたら、最後にハッピーエンドを持ってこないのは凄いです。

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タイトルと可愛らしい表紙に惹かれて手に取ったので、北山さんがイヤミス(読後感が嫌な気分になるミステリー・後味が悪いけれど癖になるミステリー)が得意だというのは後で知りました。

納得の短編集です。